導入事例

実際にMedia KU-MOをご利用いただいているお客様からの声です。

チーム内・外問わず安心・安全にデータをやりとり。
アップデートでUI面も向上。

株式会社アイ・オー・データ機器は1976年創業の精密機械メーカー。
液晶ディスプレイ(モニター)を中心にパソコン・スマートフォンの周辺機器を製造・販売しています。
その商品ラインナップは幅広く、新商品は年間で200件を超えます。新商品がリリースされる際には、それに伴いパッケージ、シール、取扱説明書などの制作物が何千と生まれます。
その制作物のデータの管理・受け渡しにMedia KU-MOをご活用いただけているということで、販売促進部 販売促進課チーフリーダーの奥村さんに伺いました。

― 事業内容に関して教えてください。

弊社は、パソコン・スマートフォンなどの電子機器の周辺機器を扱っている会社です。パソコン・スマートフォンはそのままでも使用できますが、ユーザーのやりたいことは様々です。
そのときに弊社の周辺機器をご利用いただくことでより豊かなデジタルライフ実現の提供を目指しています。
扱っている製品は様々ですが、液晶ディスプレイ(モニター)、ストレージ商品(HDD/SSD/ODD)、NAS、ネットワーク商品(ルーター、中継機)などがメインになります。
最近はモニターも、一般的なPC用のモニター以外にも医療向けのモニターであったり、ゲーミングモニターであったり、様々な分野で使用いただくように用途に合わせたものを製造してご好評いただいております。


ゲームプレイに最適化されたモニター「GigaCrysta」

― 奥村さんの役割を教えてください。

販売促進部 販売促進課のデザインチームに所属しています。主に商品パッケージのグラフィックデザインとUIデザインを行っています。
また、アイラブデスクという取り組みも行っています。
“デスクに癒し”をテーマに、弊社商品をご利用いただくデスク周りで癒しを届けられるような企画やノベルティ制作(卓上カレンダー・フィギュアなど)、SNSなどの運営を行っています。
この取り組みを通じて、IOデータを知らない方にも知っていただきたいと考えています。


アイラブデスクの取り組みで作られたノベルティの一部


わかりやすく、説明不要でスムーズにチーム内に浸透

― Media KU-MOの導入のきっかけを教えてください。

印刷用の版下データのやり取りに使用していたストレージサービスのサービス終了に伴い、導入を決めました。
シールなどの容量が軽いデータは、メールでのやりとりも可能ですが、パッケージやアイラブデスクのノベルティなどの大容量データを扱う際にはメールでは送ることはできません。その際に無料のウェブサービスを使うのもセキュリティ的に心配があり、そういう部分でMedia KU-MOは安心できるなと思いました。

― 導入後、スムーズにチーム内に浸透しましたか

シンプルでマニュアルがなくとも特に躓くことはなくチーム内全員が利用することができました。
また、2021年末の大型バージョンアップがあり、UI面での利便性が大幅向上したと感じています。
以前は触り心地が少し独特だなと感じる部分がありましたが、現在のバージョンはすごく直感的で使いやすいです。特に、アップロードをする際にフォルダごとブラウザへのドラック&ドロップで行える点が気に入っています。


専用ソフトなしでもブラウザ上でデータの確認で業務効率化

― どのようにご活用いただいていますか。

外部協力先へのデータの受け渡しに使っています。課内では3チーム、合計10名で利用しています。
扱っているのは取扱説明書、シール、パッケージ、アイラブデスク関係のデータなどAdobe Illustrator()のデータがメインです。

※Adobe Illustratorとは
Adobe社が販売するレイアウトやデザインが制作できるソフト。
イラスト制作、パッケージデザイン、チラシデザインなど様々な分野で使用される。

細かいラベルやマニュアルデータなど、確認が特に必要ですが従来はillustratorのインストールされていないパソコンでは開くことができず、入っているパソコンでも読み込みに時間が掛かっていました。
しかし、Media KU-MOではプレビュー機能があり専用ソフトが入っていないパソコンでもブラウザ上で格納されているデータが間違っていないかすぐに確認することが出来て時間削減、安心してデータを受け渡せます。
取引先の都合でFTPサーバーやビジネス用チャットアプリでデータのやり取りをすることもあります。FTPサーバーに比べるとMedia KU-MOは圧倒的にアップロードが早いです。ビジネス用チャットアプリではデータが流れて行ってしまいますがMedia KU-MOはそこの心配もいりません。
また、ファイルがアップロードしたことの通知メール送付先に発注を担当である購買部門の者を設定しています。校了になったことがデータの流れで分かるので、こちらから連絡せずとも発注の際の一つの目安となっています。

― その他ご利用いただいている機能はございますか。

ゲストダウンロード機能()もすごく便利な機能で何度か助けられています。
メールに添付できないような大容量ファイルを送付する際やたくさんのファイルまとめて送りたい際に、活躍しています。

※ゲストダウンロード機能とは
Media KU-MOのログインIDをお持ちでない方へのデータの送付にダウンロード専用URLとパスワードを発行し、通知メールを送信する機能。


更なるユーザビリティの向上、より豊かなデジタルライフの創出

― 今後の展望を教えてください。

当然のことですが製品は出荷して終わり、というわけではありません。
日々ユーザーの声を吸い上げ、デザイン担当だけでなく企画担当やエンジニアを巻き込んで提供サービスの改善を行い、更なるユーザビリティの向上、より豊かなデジタルライフの創出を目指しています。
また、ハードウェアの製造・販売はもちろんのこと、ソフトウェア開発の取り組みも強化しています。ハードウェアでの長年のノウハウと新たなソフトウェア開発を掛け合わせたソリューションを提供しています。
例えば、電子帳簿保存法(電帳法)改正への対応として、ハードウェアとしてタイムスタンプ専用端末や保存先のNAS、ソフトウェアとして電子ファイル名の整理アプリケーション「命名くん」を組み合わせてユーザーの課題を解決します。

―お忙しい中、貴重なお話ありがとうございました。
※ページ上の内容は取材当時ものです。